李洪成氏の前言
『中医証候学』は私個人の実験記録ではなく、古今の千百名の医師たちの臨床実験の結果を集めたものです。中国は広大な地域を持ち、歴史も古く、地理、気候、社会、環境の違いが非常に大きいため、これほど長い時間と多くの人々の参加がなければ、中医学の体系は完成しなかったでしょう。
『中医証候学』はまず臨床から着眼し、門別に論述し、古今の文献を整理し、関連する医著、医話、医案を収集し、臨床実際に結びつけ、病因を軸にして12の門に分け、臓腑を目として、臓と臓、臓と腑、腑と腑の関連病変を21目にまとめ、合計45類、295証(本書では281証を選用)、2344侯(本書では1870侯を選用)、7000以上の方症を構成し、証、侯、方症の三層診断体系を形成しました。また、古今の名医の医案、医話を2万余条添付し、現代の名医が疑難や重篤な病患を治療した病案も少なくありません。今後の体系的な証候モデルや病候学、さらにはより高次の中医学理論である証候論治の統合理論体系の基礎を築くための土台となります。2007年6月
『中医証候学』上・中・下(中国医薬科学出版社 2008年第一版)より
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