血虚証とは、血液が不足している証であり、心・肝・脾の三臓と関連している。
心は血を主り、肝は血を蔵し、脾は血を統べる。ゆえに血虚不足となれば、必ずこの三臓に病が生じる。とりわけ脾は、気化によって水穀の精微を送り、これを血へと化すことができ、後天の生血の源である。
肝は血を蔵し、婦人においてはこれを先天とし、腎と母子の臓と為す。腎精は肝に資され、これが先天の生血の源である。この二天に欠陥があれば、血の生成・変化の源が失われる。したがって、大病や長患いの後、あるいは平素の飲食不摂生や労累、憂思による鬱結、過度の心労、あるいは房室の節度を欠くことなどにより、心・脾・肝・腎を傷つけ、気血を消耗させ、次第に血虚不足に至ることになる。特に肝脾がその蔵・統の機能を失うと、血が経絡に帰らず、絡血が妄行し、血虚証はさらに急速に現れる。したがって、肝脾血虚証は血虚証の根本となる病である。
血虚により心を養うことができず、心は血の主を失い、心血虚となる。ゆえに、心脾血虚証および心肝血虚証は、血虚証の併発病とされる。
腎の陰精は先天の生血の源であり、いわゆる「精血同源」である。腎精が不足して肝血を充養できず、あるいは肝虚により腎陰が下吸される場合、いずれも肝腎同病に至り得るため、肝腎血虚証は血虚証の併病とされる。
血虚証の治療原則としては、総じて補血を優先すべきであるが、血は気から生じ、気は血を生じさせるものである。気虚が回復しなければ、必ず血虚を招く。また、血が過剰に溢れ出ると、気は血と共に失われ、気は極度に虚弱となる。したがって、血虚の証には、気血両虚のケースも多々ある。したがって、補血を行う際には必ず補気と併せなければならない。いわゆる「補気して血を生ず」ということである。また、精と血は同源であるため、腎精を滋養し、精を生じさせて血を生じさせることも、補血の要法であり、いわゆる「精を填めて血を生ず」という法である。证候系统:详见表81

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