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(四)清陽郁逆候(L36-Z02-H064)--肺脾水飲転証(二)

 肺脾水飲証・清陽鬱逆候は、脾胃の水飲が肺に上犯し、上中部の清陽を鬱悶させて内外に宣達できなくなり、水飲が肺胃の気を伴って上逆するため、その症状は肺胃の気逆の徴候が顕著であるが、必ず表裏の陽気鬱遏の脈証が併せて見られる。したがって、その治療原則は、陽気を宣通させることを主とし、併せて水を巡らせ飲水を排除する方法を採るべきである。

通称:水气上逆。

内含病例:[中医]:水逆,太阳腑症,咳喘。 

病因病机:肺脾水饮郁逆。素より水飲が体内に蓄積しており、外から風寒に侵されることで発症する。寒水が肺と脾に鬱滞し、清陽が正常に宣降できなくなるため、水飲が上に逆流し、肺と胃の気機が下降せず、上に衝き上がる。

证象组合:阳郁+表郁+气逆+气郁 

主症:【阳气不宣】症象:1恶寒昏困,2遍体疼,3口于不欲饮,4四肢冷,5大便不实。
         舌象:舌苔白腻。
         脉象:左手弦细,右手迟滑。 

【气机冲逆】症象:1呕恶,呕吐不止,饮食下咽,少顷尽吐,喜饮凉水,入咽亦吐,号叫不定,2咳嗽气喘, ,3心下结满而喘。
      舌象:苔腻。
      脉象:1脉洪大浮滑,2寸脉微浮。

副症:【腠理不宣】症象:1发热恶寒,无汗,2汗出恶风。

【气机不宣】症象:1胸满,2二便不行。
      舌象:白滑。
      脉象:右弦滑。

宾症:【清空不宣】症象:头痛。 

治则:水飲が寒気を伴い、清陽を鬱積させて発散・下降させず、寒水が逆流する。治療法としては、肺と脾の陽気を温めて通じさせ、水飲を排出させるべきである。水気が除去されれば、陽気は発散し、陰濁は自然に下降する。

方症:1.五苓散:《伤寒论》(猪苓、白术、茯苓十八铢,泽泻一两六铢,桂枝五钱。为末,每服一方寸匕,冲服;或水煎服)。利尿・消水作用があり、脾を健やかにし湿を除く。体内に水湿が停滞し、外に表証を伴う場合、頭痛・発熱、小便の不通、渇きと飲欲、水を飲むとすぐに吐く、脈が浮いているといった症状、また水湿の停滞による浮腫、小便の不通、あるいは下痢、および暑湿による嘔吐や下痢などの症状に用いる。

2.五积散证:《太平惠民和剂局方》(白芷、川芎、甘草、茯苓、当归、肉桂、白芍药、半夏各90g,橘皮、枳壳、麻黄各180g,苍术720g,桔梗360g,干姜、厚朴120g。为粗末,每服9g,生姜3片,水煎服)。解表散寒、温中消積の作用がある。外感の風寒や内傷による生冷によるもので、悪寒が強く、発熱は軽度、発汗がなく、頭痛や全身痛、首や背中のこわばり、食欲不振、胸腹部の膨満感や痛み、あるいは吐き気や嘔吐などの症状が見られる場合に用いる。

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