虚燥は内燥であり、燥は内から生じるもので、外から受ける邪燥ではない。病は津液、血液、陰液が枯渇し、内外を潤養できなくなることで、その柔潤を失い燥証となる。熱病や長期にわたる病気の後によく見られるほか、内傷や過労・鬱積により五内火が生じ、陰血が消耗される場合、あるいは産後の過度の出血、あるいは精血不足などによっても引き起こされる。
軽度の場合、外では筋脈を潤養できず、内では大腸を潤滑できず、燥結や虚秘となる。重篤で急性のものは、燥から風が生じ、痙攣や昏厥を引き起こすことがある。緩慢な場合は、長期にわたる虚損が回復せず、生命を損なうに至る。
虚燥が上にある場合は気液両枯の液燥、中にある場合は血液枯渇の血燥、下にある場合は精血枯竭の陰燥となる。したがって、その治療法としては、総じて津液を滋養し、精血を補って燥を潤すことが適切である。
しかし、三焦を区別する法もまた重要であり、すなわち上燥は気、中燥は血、下燥は陰を傷つけるため、上燥には津を救い液を増し、中燥には血を補い、下燥には陰を補う。これこそが虚燥を潤す大原則である。
コメント
コメントを投稿